Works
ソラと暮らす家
プライベ―と中庭とオリジナルキッチンのある住まい
ARCHITECT MESSAGE
外から見ると一見窓のない箱型の家。外との接点は中庭に集約されています。
中庭との心地よい距離感を考えてデザインされ、中庭と家全体がゆるやかにつながり、外の世界とも一体感を感じられるのです。中庭は高い壁で囲われているので、降り注ぐ光や雨、ここから見える空はこの家に暮らす家族だけのもの。まわりの環境がどんなに変わっても、この心地よさだけは変わらない。そんな絶対的な価値が、この家にはあるのです。
通勤に便利な立地条件と、スクエアでシンプルな外観デザインが気に入って、この家の見学に来られたご夫妻。間仕切りのない2階のフリースペースが、「自分たちのライフスタイルを受け入れてくれる」と感じたそうです。
ダイニングテーブルを兼ねたオリジナルキッチンは、家事動線をシンプルにするだけでなく、そこでのくつろぎの時間を与えてくれます。
外壁の漆喰や、内装に使われている自然素材にも、住まい手と共に経年を楽しむという価値を見出しました。
この空間で、忙しいご夫妻が限られた時間を、気取らず、気兼ねなく、有意義に過ごして頂きたいとLASIQは考えています。
クリエイター
小林 伸介
Shinsuke Kobayashi
DATA
所在地 茨城県
工法 木造
延床 115.10m²(34.81坪)
POINT コートハウス・外壁漆喰
陽射しを取り込む大きな窓のある、明るい階段の吹き抜け。
ウォークインクローゼットと室内物干しを備えた家事スペースを一体化し、洗濯物の片付けをスムーズに。
ダイニングテーブルを兼ね備えたオリジナルデザインのキッチンは、家族のくつろぎの時間を作ります。
玄関~パントリー~キッチンの繋がりは、効率の良い家事動線を生み出します。
収納力のある広い土間スペースは、プライバシーの確保された中庭へ繋がります。
漆喰と板張りを組み合わせた、調和のとれた外観デザイン。<
真っ白な漆喰のハコ型のデザインは、シンプルでありながら温かみを感じさせます。
2層分の高い壁に囲われたプライベートな中庭。
中庭から仰ぎ見る、切り取られたような空。