Works
城里 CONNECT
ARCHITECT MESSAGE
親世帯と子世帯を明確にゾーニングし、水廻りを共有部に配置。2棟間を繋ぐ設計としています。
ご家族がそれぞれの気配を感じながらプライバシーを確保する事で、ライフスタイルの異なる各世帯が心地よく暮らせる、2世帯住居の在り方をカタチにしました。
世帯間の視線や動線の交錯を避け、程よい距離感を保ち、それぞれが伸びやかに暮らせるように空間を構成しています。
クリエイター
小林 伸介
Shinsuke Kobayashi
DATA
所在地 茨城県
工法 在来軸組工法
延床 177.47m²(53.68坪)
POINT 2世帯・中庭・ウッドデッキ・太陽光発電システム
メイン通り側、外観ファサード。
親世帯と子世帯を白と黒の箱で繋ぎ、圧迫感を抑えたデザイン。
子世帯リビングとウッドデッキに連続性を持たせることで、奥行きを感じる空間になっています。
ラフな素材感で統一したご主人の書斎スペース。使いながら手を加えていけるように、フレキシブルな構成としています。
子世帯は空間に広がりと、家事を効率化できるようにダイニングとキッチンを横並びに配置。中庭を通し空を眺める事ができます。
スリット窓が抜けの効果を生むと共に、陰影をつくり奥行き感を感じさせます。
共用部の洗面コーナー。同時利用も可能な、ゆとりのあるスペースを確保。
親世帯のLDK。ご夫婦がゆったりと過ごせるプライベート性を確保しています。
子世帯2階共用通路部分。階段の両面に設けた開口部から、自然をダイレクトに感じられる心地よい空間となっています。